Eminemがラップ・ゴッドとして長い間チャートのトップに君臨し続ける理由とは
SONGTREE史上最多のリリックの量だ。
それもそのはず、EminemはRap Godで15秒間で97単語をラップするというギネス記録を持っているのだから。
Gwen StefaniをフィーチャーしたKings Never Dieは自分がラップ・ゴッドとして君臨し続けるという宣言にも聞こえる。
00年代で最も売れたミュージシャンと言われながら、2015年現在もシーンの最前線で活躍し続けるEminemにしか歌えない一曲だ。
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音源と歌詞はここから
ここにいて
あたしがいなくなっても
瞳を閉じれば
時の流れを超えて
王たちは死なない
ドラマーがドラムを叩いてるのが聴こえるぜ
トランペットが 誰かが誰かを呼ぼうとしてる わかるんだ
誰かが来る
俺はサミットに出ることから逃げる
そして錘はどうして想像と違ったんだ?
あんまりにもいい話すぎたのか?
何もない 全部ゲットしても多すぎる
それをまた失って ハルシノジェンを飲み込んだのか?
そうじゃなかったら 俺はどこに行ったっていうんだ?
このオランダのオーブンのルシファーの居場所に座って
ただ罪を選ぶ
たとえそれが魂を売ることだとしても また明らかなことだとしても
勝つためになんだってしなきゃならない
頭の上にこのクソみたいな雲が浮かんでる
茨の冠もひび割れてる
きっとお前らみたいなバカは俺が戻ったなんて思わなかっただろ?
どういうわけか俺が負け犬に戻ったって思ったか?
どんなにデカい声で吠えても コレには吠えたことがない
ゲームに文句を言って 叫んで口を尖らせる これは愛憎ってやつ
だけど 疑いの山を動かせるって俺は悟ったんだ
お前ら女どもが俺をカウントしてるときでさえ
俺はダウンしてた
俺が外に出る唯一のときは街をドライブするとき
どこかもわからない場所へ
俺は迷子で 自分のしたことを考えているうちにここへたどり着いた
でも 逃げてるわけじゃない
起きなきゃな 俺のすべてを与えるか放棄しなきゃ
ツバはいて クソして 踏んづけて でも前に進む
頑固になろうとしてる だけど 首を寝違えたみたいだ
お前は次に移ってる でもリスペクトはないのか?
誰かが俺に言ったから
(王たちは死なない)
涙なんかくれるなよ 嘘つき 聖歌隊に説教するなよ
お前は深くもぐるために炎に触れる必要だってなかったんだ
人生の中で誰も俺にクソすらくれない チラシでさえも
クソとも思ってないだろうな
その中で誰かを消して
たくさんのラッパーがそんな風にして俺に曲を送ってくる理由がわかる気がする
だが 俺は実際にはそうやって俺を引退させようとする新しいアーティストを
ぶっ飛ばさなきゃいけない
王たちは死なないってな
最近何かおかしいってのはわかってる ツイッターなんてクソだ
俺が注目されてるなんて言ったか?
なんで俺はオンラインにいるんだ? 狂いそうだよ
ショットガンに乗っかってそれを測る
ホットなものに乗っかっても迎合するつもりはない
でも 時間は過ぎていく
いろんな意見があって それを聞くこともある
情熱的でいられたら ジェイみたいに奇跡でいられる
もし消えても 必ず戻ってくる
でも 中傷するヤツらは裏切り者だって言うばかり
誰かが俺の落ち着きをつぶそうとしてる
俺は行くぞ センターステージは閉じ込められているような気分だ
チャンピオンに凋落してほしいと思ってるヤツもいる
俺がヤツらを笑う理由があるか? 俺がスゴいから気にしない
批評家どもの言うことはクソだ
壁を背にして見せてやろう
俺はまた攻撃されて 磔にされたように振る舞うだろう
鬱積した怒りとともに オフィスにある額が
ドアの逆に床に積まれてる
俺がまた帰ってくるってことに賭けてるメタファーなのか?
地位も名誉もトロフィーももうなんでもない
俺は今日はここにいて 明日にはいない
俺はもういない
ここにいて
あたしがいなくなっても
瞳を閉じれば
時の流れを超えて
王たちは死なない
ほしいんだ それを手に入れるんだ
ビッチの息子のお前はもうリディック・ボウされることは避けられない
批評家たちは批判ばかり お前のクソはクスリでお前は吸われるだけ
たったひとりで またトップになるまで止まらない
尊敬の貨幣 オマージュの詩 俺が所有した叙事詩
俺の腕によって空中に投げられて だけど俺は鎖骨を折った
もう行く時間だけど ここを離れない
誰かのために止まるわけじゃない わからない
だけど お前の道を塞いだりする障壁については聞いた
金のおまるを取りに行く時間だ
王たちは決して死なないらしい
ジャム・マスターのジェイに聞いてくれ
ただ翼を広げて飛び立つ
手を上げて 空に届く
そのままでいて その時を呼び起こす
瞬きする間に
ヤツらは終わる
お前の遺産をシャクールのように守ろうとしてる
誰もお前にはなれないんだってことを確かめるんだ
お前がこの地球を去る前に
みんなに大脳が暴走して悪になってほしいと感じてる
言葉の助祭 仕事での音節の天才
それに ヤツらは俺の優しさと弱さを取り違えてるような気がする
だから意味を持ってやっつける
粉ミルクとでんぷんで俺は育った
ピーナッツと一緒にグリルでバーガーをひっくり返して
ギルバートからアリーナへ ギルバート・アリーナと呼んでくれ
夢追い日とにアピールしてる
ロッキーのテーマが流れるところで銀幕を
カーリルのビートが生むビートはやっちまうビートと同じ感じがする
俺にとっての満足は席を埋めること
サウンド、嘔吐、渇き
地下では食べることが普通
腹が鳴って 空腹がやってくる
みんなが韻を踏み 神が俺に一発の弾を与えた
誓って君をがっかりさせたりしない
俺は永遠に生き続ける 這ってでもエンターテイメントをする
俺がノーっていうことは永遠にないだろうよ
ここにいて
あたしがいなくなっても
瞳を閉じれば
時の流れを超えて
王たちは死なない
和訳のポイント
goneはgoの過去分詞型だが、「行った」の意味だけではなく「いなくなった=死んだ」の遠まわし語として用いられることもある。
when I’m goneといえば「私がいなくなったとき」だが、「死んだとき」というニュアンスが含まれる場合もある。
この曲の場合も、never dieとgoneを対比させているので、死のニュアンスは強い。
ちなみにSONGTREEで紹介している楽曲はすべてApple Musicで聴くことができます。
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ちなみに筆者はこんな人
Yuriy Kusanagi
ブログの他にもいろいろやってるインターネット活動家
Instagram ┗最終的にすっぽんをさらけ出すことを目標に更新中
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