Demi Lovatoの新曲が完全に映画な件について
映画と見紛うほどのMVが登場した。
Demi LovatoがYouTubeに新しく公開したTell Me You Love Meは、Demiがヒロインを演じるショートムービー仕立ての作品となっている。
年々、ポップカルチャーの消費者は長い時間のコンテンツに耐えられなくなっている。
具体的には、90年代は4〜5分を超える長時間かけて盛り上がる曲も多くヒットしたが、2010年代のヒット曲は主に3分くらいのコンパクトな作品が多い。
テレビゲームの世界でもこれは同じだ。
90年代には、壮大なストーリーのロールプレイングゲームが日本で大ヒットしたが、今はスキマ時間でプレイできるスマホベースのパズルゲームが主流。
音楽業界におけるMusic Videoは音楽を引き立たせるという本来の役割以上の重大な責任を担っている。
それが今回のDemiの新曲MVにも見られる、MVの映画化だ。
音楽MVはもはや映画の代替物としての機能を果たしつつあると思う。
映画1本、2時間かけて感情のジェットコースターを味わうものだとするなら、DemiのMVは5〜6分で同じような体験ができるコンパクトなスペースシャトルだ。
今後、さらにこの傾向は強まっていくような気がしてならない。
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Tell Me You Love Meの音源と歌詞はここから
ああ またこうなっちゃった
私の言葉でケンカして
ごめんね 本当ごめんね
愛することが下手 いえ 上手くはないの
私は純粋だとは言えないけど
ちっとも純粋なんかじゃないけど
ごめんね
私の友達はみんな知ってる
あなたなしじゃ私は自分を見失ってしまうってこと
夢中なの そう
夢中なの
ああ 愛してるって言ってよ
こんな日々の繰り返しに 誰かいてほしいの
こんな日々の繰り返しに
ああ 愛してるって言ってよ
誰かいてほしいの
こんな日々の繰り返しに そう
こんな日々の繰り返しに
この心の声が聞こえるかしら
誰か女の子を捕まえるまで
あなたは誰でもないのよ*1
1: Demi Lovatoの歌詞は彼女の積極的な姿勢とは裏腹に、割と保守的というか、ポップソングのテーマとして伝統的に歌い継がれてきたようなものが多いと思う。気が強いけど実は料理が得意で家庭的なギャルみたいなイメージだ。
あなたがどこか遠くに行ってしまって
私なしで幸せになる日なんて
来てほしくない
あなたの心を掴めない私の手なんて
何にもならないわ
あなたなしの生活なんて
生きる意味を見失ってしまう
私の友達はみんな知ってる
あなたなしじゃ私は自分を見失ってしまうってこと
夢中なの そう
夢中なの
ああ 愛してるって言ってよ
こんな日々の繰り返しに 誰かいてほしいの
こんな日々の繰り返しに
ああ 愛してるって言ってよ
誰かいてほしいの
こんな日々の繰り返しに そう
こんな日々の繰り返しに
この心の声が聞こえるかしら
誰か女の子を捕まえるまで
あなたは誰でもないのよ
ただ自分ときちんと
向き合っていたいだけ
私たちは大丈夫って思ってるから そう
でこぼこ道があったとしても
私はずっとついていくから
私たちは大丈夫
約束するから
ああ 愛してるって言ってよ
こんな日々の繰り返しに 誰かいてほしいの
こんな日々の繰り返しに
ああ 愛してるって言ってよ
誰かいてほしいの
こんな日々の繰り返しに そう
こんな日々の繰り返しに
この心の声が聞こえるかしら
誰か女の子を捕まえるまで
あなたは誰でもないのよ
私の心が
揺れる
ただ自分ときちんと
向き合っていたいだけ
私たちは大丈夫って思ってるから
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どうしても刺激が足りない君へ
ちなみに、筆者が良い音で音楽を聴きたいときに絶対に欠かすことのできない「あるモノ」がある。
壊れそうなほど強烈な快感と圧倒的なエクスタシーを感じてDemi Lovatoでイキたいなら、やっぱりこれしかない。
ちなみにSONGTREEで紹介している楽曲はすべてApple Musicで聴くことができます。
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ちなみに筆者はこんな人
Yuriy Kusanagi
ブログの他にもいろいろやってるインターネット活動家
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