J. Coleが歌う信じられないほどリアルな自伝的リリックとは
もはや、ここまで来ると歌詞というより日記のようだ。
J. Coleがオシャレ極まりないビートに乗せて歌うWet Dreamzでは、彼の自伝的な体験が語られている。
詳しく言及することは控えるが(笑)、ここまで事細かに内容まで書いているリリックは他にない。
ビートの洒脱さとは対照的な、リアルな歌詞が印象的な一曲だ。
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音源と歌詞はここから
コール
コールの世界だ
ああ
みんなを昔に戻してやるよ
俺もそうだったようにな
そんなんじゃなかったんだ
なあ 初めてって感じのやつじゃなかったんだ
彼女は俺の数学のクラスにいた
長い髪、褐色の肌、後ろの方はデカい
俺の隣に座って 狂ったジョークでよく笑ったもんさ
先生がいつも怒るもんだから ノートを渡して
とにかく純粋なノリで始まったんだ
彼女にはバイヴスがあって 俺は気になり出した
俺も若くてベタ惚れで これをうまくやってのけようと思った
学校に行くのが待ち切れなかったよ
彼女の太ももや後ろや唇を見るたびに
白昼夢のような気分になるんだ なあそうだろ
彼女の動きを想像しまくったりして
俺はどんどん元気になる
時間が経つにつれて 魅力は増していった
俺がキメてるっていうちょっとアレな夢を見てた でも実際は俺は寝てる
めちゃくちゃほしくて 頭の中はそれでいっぱいだ
彼女はメモを渡してきた
「今までにやったことある?」
ちくしょう
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
俺はメモを返した 「もちろんやったことくらいあるさ」
カッコつけてたんだ
プロだぜって言っちまった
本当のことを言ったら 遊ばれるってわかってた
生まれてからずっとアレにはお目にかかってない
だけど 彼女にはバレなかった
彼女は振り向いてこう言った
「プロなの? じゃあ、教えてよ
週末はママがいないの
だから 土曜は遊べるね」
胸がドキドキして 身体が汗ばんできた
おい お前のせいで俺のアレがどうにかなっちまった
「そりゃ面白そうだな」 そう俺は返した
クールに 男らしくしようと思ってた
でも 死ぬほど怖かったんだ 腹が痛かった
どうでもいい話をしながら思った 俺は初めてだったんだ
ちくちょう
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
初めてのときにどんな気持ちか お前もわかるだろ
俺が初めてだって気づかないでほしいって祈ったもんだ
俺のアレがちゃんとできるようになってほしいって祈ったもんだ
何よりも 俺のアレがすぐに終わってしまわないようにってね
どうやってやればいいのか ヘンな映像を見たりした
アレをつけて ちゃんとしたやり方を
彼女のベッドの中で 俺は手に汗をかきまくった
ギンギンでポケットはパンパンだ
彼女に触れると 彼女は赤くなった
俺は上に乗っかった
彼女は手を使いはじめた
やめないでくれ
そろそろ時間だ
練習通りにスムーズに取り出した
俺がしようとすると 彼女は躊躇して 言った
心の中の何かを 取り除かなきゃ
あなたがプロだってわかったけど もっと優しくして
だってさ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
ああ 俺は一度もやったことがないんだ
和訳のポイント
finnaはfix toの省略された形である。
主にアフリカン・アメリカンなどに好まれてよく使われる表現は他にもある。
ImmaはI’m gonna、つまりI am going toの略だ。このあたりの表現を理解していると、現代のポップスの歌詞を読むのに非常に役立つので、覚えておいてほしい。
ちなみにSONGTREEで紹介している楽曲はすべてApple Musicで聴くことができます。
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ちなみに筆者はこんな人
Yuriy Kusanagi
ブログの他にもいろいろやってるインターネット活動家
Instagram ┗最終的にすっぽんをさらけ出すことを目標に更新中
Twitter ┗更新情報など流してます
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