男は記号に興奮すると言われている。
例えば、多くの男が大好きな「女子高生」「黒髪」は記号である。
黒髪の女子高生が自分に興味を示しているかは関係なく、
単に「黒髪の女子高生」という存在が好きなのだ。
その女子高生が「茶髪の女子大生」になった瞬間、男の気持ちは冷めてしまうかもしれない。
Miranda Lambertの歌うLittle Red Wagonでは
まさに記号に興奮する男にうんざりしている女性心理が歌われている。
この曲に登場する男は「サングラス」「ブーツ」「車」といった記号に惹かれているだけで、
女性本人に惹かれているわけではないとMiranda Lambertは歌う。
このような内容は和訳するにもなかなか日本語の歌にはないテーマで、
言語によって歌詞にしやすい内容はそれぞれだと改めて感じさせる曲である。
スポンサーリンク
–
–
あなたはあたしを愛してくれるけど
あたしの大きなサングラスが好きなだけ
あたしのトニー・ラマのブーツと
ダッジ・ダートのクラシックが好きなだけ
「俺がジョニーになるから 君はジューンだ
月まで乗せていくよ」って言うけど
ねえ どういうこと?
あなたはあたしの小さな赤いワゴンにはきっと乗れないよ
前の座席は壊れてるし アクセルは取れちゃってるの
こんな裏の顔を見て あなたは引いてるみたい
空いた口がふさがらないんだけど
あたしのせいじゃないってわかってるよね
–
ああ 神さま助けて
あたしは野に咲く花の種を蒔いてるの
回転草を追いかけてるの
でも これがホントのあたし
あなたは転げ落ちていく石を止めようとしてる
ぜんぶお見通しなんだから
ねえ 聞いてよ
あなたはあたしの小さな赤いワゴンにはきっと乗れないよ
前の座席は壊れてるし アクセルは取れちゃってるの
こんな裏の顔を見て あなたは引いてるみたい
空いた口がふさがらないんだけど
あたしのせいじゃないってわかってるよね
–
あなたはあたしを愛してくれるけど
あたしの大きなサングラスが好きなだけ
あたしのトニー・ラマのブーツもね
あたしの髪は長くてブロンド
ギターも弾くし 外にも出るの
あなたがやりたくてしょうがないこともやるし
あたしの犬は芸をする
全然ドラマみたいじゃないでしょ
あと エプロンも大好き
でも あなたのママじゃないんだから!
ねえ 聞いてよ
あなたはあたしの小さな赤いワゴンにはきっと乗れないよ
前の座席は壊れてるし アクセルは取れちゃってるの
こんな裏の顔を見て あなたは引いてるみたい
空いた口がふさがらないんだけど
あたしのせいじゃないってわかってるよね
ちなみにSONGTREEで紹介している楽曲はすべてApple Musicで聴くことができます。
スポンサーリンク
ちなみに筆者はこんな人
Yuriy Kusanagi
ブログの他にもいろいろやってるインターネット活動家
Instagram ┗最終的にすっぽんをさらけ出すことを目標に更新中
Twitter ┗更新情報など流してます
スポンサーリンク