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どんなに実験的なサウンドになってもキャッチーであり続けるRadioheadに拍手を

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こう見えても俺はRadioheadが大好きだ。

その証拠に、世界で一番好きなアルバムはOK Computerだ。

 

近年リリースが減っているRadioheadが、久々にYouTubeに姿を現した。

新曲のタイトルはBurn The Witch。新作アルバムからのファーストシングルだが、Hail To The Thiefの時期にはこの曲は既に存在していたようだ。

 

何かと実験的なサウンドがフィーチャーされがちなRadioheadだが、常にボーカルは一定のキャッチーさを忘れていない。

君が今までに聴いたことのないボーカル、メロディが曲のどこかに必ず潜んでいるはずだ。

ポップスがトレンドで武装していく音楽だとすれば、Radioheadは音楽そのものの限界を拡張する音楽。

一見相容れないように思えるかも知れないが、現在に両足をつけて未来を見ているという点では両者の違いはあまりない。

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Burn The Witchの音源と歌詞はここから

1.影の中にとどまりながら
2.絞首台に向かって歓声を上げる
3.これが駆り集めってやつさ

1.影は不吉なイメージの象徴。
2.大衆が歓声を上げるのはいつでも不幸な存在を見たときだ。大勢の人々から注目されることは一見華々しいように見えて、常にハードな側面も抱えている。
3.大衆による圧力や居心地の悪さはRadioheadの作品を通して何度も取り上げられているテーマだ。OK ComputerのFitter, Happierでは大衆批判、No Surprisesではそんな大衆から離れて「ただ静かに暮らしたい」と訴える。

 

これは言うなれば4.低空飛行の攻撃
5.ジュークボックスの曲を歌おう さあ

4.低空飛行の飛行機はレーダーで捉えることができない。低空飛行の攻撃は、隠された場所で行われていることを意味している。
5.ジュークボックスには広く認知されている曲しか入っていない。以下の「魔女狩り」が大衆の意識に広く浸透していることを示唆している。

 

6.魔女を燃やせ
魔女を燃やせ
お前の居場所はわかってるんだ

6.大衆は自分とは違う「敵」を作り出すことで一致団結する。歴史上の「魔女狩り」だけでなく、現代にも「魔女狩り」は形を変えて存在しているのだ。

 

7.木のドアに記された赤い十字架
8.浮かび上がれば燃やされる
テーブルを囲むとりとめのない会話
すべての理由を捨てて
誰とも目を合わせずに
反応もせずに
使いの者を 撃つ

7.中世ではドアに赤い十字架が描かれた家の中には伝染病に罹患した者がいるという印だった。
8.中世の残酷な刑罰で、人を川に沈めるというものがあった。浮かび上がれば火にあぶられ、いずれにせよ生き残る道はない。

 

これは言うなれば低空飛行の攻撃
6ペンスの曲を歌おう さあ

 

魔女を燃やせ
魔女を燃やせ
お前の居場所はわかってるんだ
お前の居場所はわかってるんだ

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どうしても刺激が足りない君へ

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ちなみに、筆者が良い音で音楽を聴きたいときに絶対に欠かすことのできない「あるモノ」がある。

壊れそうなほど強烈な快感と圧倒的なエクスタシーを感じてRadioheadでイキたいなら、やっぱりこれしかない。

ちなみにSONGTREEで紹介している楽曲はすべてApple Musicで聴くことができます。

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ちなみに筆者はこんな人

Yuriy Kusanagi

ブログの他にもいろいろやってるインターネット活動家

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┗最終的にすっぽんをさらけ出すことを目標に更新中

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Radiohead – Burn The Witch 歌詞を和訳してみた
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