Lana Del Reyを意識している?Taylor Swiftの意外なオマージュとは
Taylor Swiftのアルバム「1989」は海外だけでなく日本でも空前の大ヒット作となった。今や彼女のサウンドの中では、カントリー出身のシンガーであることを忘れてしまうほどに先進的な試みがなされている。
やや意外だが、Taylor SwiftはLana Del Reyを常に意識しているらしい。ライバル視というやつだろうか?実際、このWildest Dreamsでは浮遊感のあるサウンドスケープ、女性の心理を大胆に描いた歌詞など、Lana Del Rey風ともとれるオマージュが散りばめられている。
Wildest Dreamsに描かれた、美しすぎる悲しい恋の夕暮れ
この曲では、二人の関係が終わることがわかっていながら、それでも愛してしまうTaylorの気持ちが歌われている。
Say you’ll remember me / Standing in a nice dress, staring at the sunset, babe(あたしを忘れないって言って
きれいなドレスを着て 夕陽を眺めるあたしの姿を)の一節は、この世のものとは思えないほど美しい。
「夕陽」が終わりゆく恋のイメージと重なっていることは言うまでもないだろう。
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音源と歌詞はここから
彼は言った 「この街を出よう」
「市街地を抜けて みんなから離れたところへドライヴしよう」
あたしは思ったの 神でさえもあたしを助けることはできない
永遠に続くものはない
だけど これはきっとあたしを連れていってくれる
彼はとても背が高くて ものすごくハンサムなの
彼はワルいけど すごくうまいの
始まる前から終わりが見えてしまう
あたしのたったひとつのお願いは
あたしを忘れないって言って
きれいなドレスを着て 夕陽を眺めるあたしの姿を
赤いリップに バラ色の頬 また会えるって言ってよ
たとえそれが あなたの
ありえないような夢の中だとしても
ありえないような夢の中だとしても
あたしは言った 「あたしたちがしてることは誰にも秘密だよね」
彼の手はあたしの髪に触れて 服は部屋に散らかっていた
彼の声は心地良いけど 永遠に続くものはない
でも 今はこれも気持ちいい
彼はとても背が高くて ものすごくハンサムなの
彼はワルいけど すごくうまいの
本当に最後のキスをしたとき
あたしの最後のお願いは
あたしを忘れないって言って
きれいなドレスを着て 夕陽を眺めるあたしの姿を
赤いリップに バラ色の頬 また会えるって言ってよ
たとえそれが あなたの
ありえないような夢の中だとしても
ありえないような夢の中だとしても
あなたはあとであたしを知ることになる
一晩中あなたと絡まって 焼け落ちたあたしを
いつか あなたがあたしから離れていくとき
きっと今までの記憶が
あなたについて行くはずだから
あたしを忘れないって言って
きれいなドレスを着て 夕陽を眺めるあたしの姿を
赤いリップに バラ色の頬 また会えるって言ってよ
たとえそれが嘘だとしても
あたしを忘れないって言って
きれいなドレスを着て 夕陽を眺めるあたしの姿を
赤いリップに バラ色の頬 また会えるって言ってよ
たとえそれが あなたの
ありえないような夢の中だとしても
ありえないような夢の中だとしても
和訳のポイント
wildestをどう和訳するかということが、この曲における最大の問題だろう。wild(野生の)の最上級表現だが、「もっとも野生の」と和訳しては意味がわからない。
wild dreamは「無駄な夢、無謀な夢」と和訳されることが多いが、それでは夜に見る夢ではなく「野望」の意味での夢に聞こえなくもない。
したがって、SONGTREEでは「ありえないような(白昼夢的な)夢」とした。
どうしても刺激が足りない君へ
ちなみに、筆者が良い音で音楽を聴きたいときに絶対に欠かすことのできない「あるモノ」がある。
壊れそうなほど強烈な快感と圧倒的なエクスタシーを感じてTaylor Swiftでイキたいなら、やっぱりこれしかない。
ちなみにSONGTREEで紹介している楽曲はすべてApple Musicで聴くことができます。
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ちなみに筆者はこんな人
Yuriy Kusanagi
ブログの他にもいろいろやってるインターネット活動家
Instagram ┗最終的にすっぽんをさらけ出すことを目標に更新中
Twitter ┗更新情報など流してます
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